恥を忍んで

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【山本五十六 名言】「やってみせ言って聞かせて・・」はリーダーとして親としての教育の基本!

      2016/06/30

山本五十六やってみせ言って聞かせてさせてみて

私の好きな名言の一つに、山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて・・」という言葉があります。

有名な言葉でもあるので、きっと聞いたことがある人も多いことでしょう。

 

 

山本五十六の名言「やってみせ言って聞かせてさせてみて・・」

改めてこの山本五十六の名言の全文を記載します。

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」

「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」

「やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず」

 

これが有名な山本五十六の「やってみせ・・」の全文です。

この中でも「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」の最初の一文までが、きっと多く知られている部分でしょう。

この言葉は、とても人間心理を的確に突いた言葉であり、さすが海軍の連合艦隊司令長官を務めた人物だけあります。

 

山本五十六とは

 

山本五十六

 

ここで簡単に、山本五十六という人物について簡単に解説します。

名前ぐらいは聞いたことある方もいるかと思います。

この山本五十六氏は、日本の海軍軍人であり、先の太平洋戦争では連合艦隊司令長官を務めていました。

この太平洋戦争で戦死しており、最終階級は元帥海軍大将でした。

 

山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて・・」から学ぶ

この山本五十六の名言は、子供のしつけや教育の責務を持つ親、学校などで多くの生徒の教育を担う先生、社会などで新人や部下などの面倒を見る立場にある上司やリーダー、そして経営者たち、そんな世の中の多くの人たちが参考となる言葉です。

その山本五十六の名言について、各行毎に思うことを書いていきます。

 

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「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」

まずは一つ目の言葉です。

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」

この言葉は、小さい子供にしろ、学生にしろ、社会人新人にしろ、教育の基本的姿勢ではないでしょうか。

どんな人間でも、それが小さい子供だろうが二十歳を過ぎた大人だろうが、人間とは自尊心を持っています。

自尊心(じそんしん)とはプライドと置き換えていいのかもしれませんが、要は自分自身を肯定する気持ちであり、自分自身を尊重し、尊重されたいという思いです。

教育するにあたってよくない習慣というか手法ですが、それは一方的であることや、相手の自尊心を傷つけることです。

つまり、相手(教えを乞う立場)の気持ちや立場を理解しようとせず、一方的に教える側だけの理屈で教えてしまうことです。

「はいやってみて~、いいからやってみて~」
「何でこんなのが出来ないの?」
「さっき言ったよね?」
「何回も言わせないでよ!」
「これがこうで、あれがこうで、だからこうやればいいから」

言われたことありませんか?

これ結構かなり頭にきて怒るか、もしくは出来ない自分を否定してしまい自己嫌悪に陥ってしまったりするかです。

どんなに優秀で有名な上司・リーダーであっても、私はこの手の人物を認めることはありませんね。
別にこの手の人物に恨みがあるわけではありませんが、基本的に相手の気持ちを察する思いやりにかけている人物は、どんなに優秀でも私はダメです。

さて、この「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」は、相手の気持ちを尊重し、思いやりを持っていなければ出来ないやり方です。

まずは手本を見せて、そしてきっちり相手にわかるように説明する。
相手に学ぶ気持ちがあればきっと真摯に受け止めて聞くことでしょう。

そして、実際に本人にやらせてみせて、その結果や過程に対してしっかり褒める。
これは相手にとって初めてのことにチャレンジしている様を、教育者がしっかり見ているというコミュニケーションでもあります。

実際に自分が頑張ってチャレンジして取り組んだことに対し、教えてくれた人、評価してもらいたい人が見ていなかったり放って置かれたりすれば、それは寂しいものがあります。

ですので相手を褒めるという行為は、「きちんとあなたのことを見ているよ」というサインでもあるのです。

これは小さい子供にはとても大切なことですし、小中高などの多感期である学生にとっても重要なコミュニケーションの一つです。
そして意外かどうかは別にして、このようなことは大人にとってもとても有効です。
つまり人間はいくつになっても誰かに見ていてもらいたい、認めてもらいたいという心理があるということです。

そうして褒めて認めてあげることにより、初めて相手はやる気や自信がついて、更なる飛躍に向けられるということです。

 

「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」

二つ目の言葉です。

「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」

相手の言葉を尊重するというのはこの言葉も同じです。

そして、相手の言葉に親身になって耳を傾けるというのは、小さい子供であるとか、生意気な学生とか、無知な新人社会人であるとか、そんなことは関係ありません。

もちろん聞くに値しない言葉であれば、無理に聞く必要もないし、放っておくことも大切です。

しかし、まずは耳を傾けるという行為がなければ話が進みません。
相手に対して耳を傾けるというのは、相手との信頼関係に影響が出てきます。
それは小さい子供でも同じです。

そして任せられることであれば、任せるに値するという信頼があれば、相手を任せて承認し、実際に任せるという責任を負わせるということにより、人は成長するのだと言っています。

これは相手への自立を促す行為であり、自立なくしては成長がありません。

相手を承認して任せるということは、それをする側の人にとっても責任が伴います。
当然ですが相手に任せてしまえば自分はもう関係ないなんてことはありませんよね。
任せるというのは「任せた責任」が伴うということです。

つまり任せる側にも勇気が必要ですし、相手を信頼する責任があり、そしてそれらを背負ってこそ、人を育てることができるということです。

人を育てるという行為は、実はそれだけ重い責任があるんですね。

 

「やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず」

最後の三つ目の行です。

「やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず」

これは今までのと似た言葉があり、結局は相手を信頼し、尊重し、任せることが大切だと言っています。

ただ違うのが、「感謝」という言葉です。

教える側の人間が、教わる側の人間の姿を「感謝」で見守れと言っています。

つまり、教えを乞う人間に感謝しなさいと。
では相手の何に対して感謝すれば良いのか?

この感謝の思い方は、きっと人それぞれ感じて思うことは違うかもしれません。

「自分との縁に感謝」
「自分の教えについてきてくれることに感謝」
「教えることによって実は自分が教えられていることに感謝」
「何でもいいからとにかく感謝」

人を教育する過程の中で、「感謝」の心を常に持っているというのは、人間性が高いいわゆる人格者であり、教育者たるものはきっとこのような心を目指すべきだということなのかもしれません。

 

さて、いろいろ書いてきましたが、何もこれらのことが全ての教育の場で適用するわけではありません。

むしろこの山本五十六の言葉とは真逆のことを実行する必要がある場合もあることでしょう。

ただ、教育者の前提というか、基礎となる部分として、そして何より自分自身の人間性の高みを目指す意味で、このようなことを言っていることでしょう。

ただどんな教育方針であろうと、そこに相手への思いやりや育て上げたいという志があれば、後は自分なりのやり方でもいいような気がしますね。

 

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