毎日毎日猛暑が続く日々ですが、猛暑のときに一番注意したいのが「熱中症」です。
ニュースでもほぼ毎日流れていますよね。
熱中症で倒れたとか、熱中症で死亡したとか、それほど熱中症というのは怖いのです。
熱中症の症状と危険性!
熱中症というと、以下のような人がかかるようなイメージがあるかと思います。
- 暑い日差しにさらされた外に長時間いる人
- 高温の部屋に長時間いる人
- 暑い日に外で運動などしている人
- 水分補給をしない人
- etc
しかし必ずしもそうとも言えないのです。
その人の体の状態によって、今現在どこに居ようが何をやっていようが、本人の体の状態が暑さと熱で機能しなくなったら熱中症にかかってしまうということです。
熱中症というのは、簡単に言うと、熱によって体の中の水分が減り、体の中の塩分やミネナルなども不足し、血液循環や酸素不足なども重なって様々な症状が発症して倒れることです。
つまり簡単に言うと、暑い日に体が高温になってくると、体の中が一生懸命「何とかしよう!」と働くわけです。
- 体が熱くなってきたからもっと血液を循環しろ!
- 血液を循環し過ぎて不足してきたぞ!
- 汗をかかせて体の体温を下げろ!
- 汗をかき過ぎて更に血液が足りなくなってきたぞ!
- 今度は体の中の水分も減ってきたぞ!
- 熱を下げるために汗をかき過ぎて塩分(ナトリウム)まで流出してきた!
- くそっ!こいつ水分補給をしやがらねぇ!
- くっ!頭痛やめまいがしてきやがった!
- 体の筋肉も言うことをきかなくなってきた・・
- もう意識もそろそろヤバそうだ・・・
- (バタッ)
というような感じです。
熱中症になるときというのは、これが一気に来るんですよね。
本人にとっては、気付いたときには病院のベットの上とか、もうそういう感じのようです。
ようは体の機能として、暑さで体に熱を帯びたときに、「いかに熱を放出して水分や栄養素を復活させるか」が肝になってくるのです。
暑い外に居ようが、暑い中運動していようが、しっかりと熱を放出しつつ、失った水分や塩分などの栄養素を常に補っていれば、熱中症にかからないとも言えます。(それでもやはり危険ですから極力やめましょう)
逆に暑い日差しのない室内に居たとしても、体の中の熱を放出できず、水分などの補給が間に合っていないような人は、例えクーラーの効いた室内に居たとしても熱中症になる恐れがあるのです。
熱中症は普段外に居る人よりも普段外に出ない人の方が危険!?
まぁどちらかというと、やはり暑い日差しのある外に居る方が断然危険なことは危険だと思います。
しかし先ほども書きましたが、ようは体の熱の放出や水分補給が出来ているかどうかということがあります。
普段外にあまり出ない人などは、そういう暑い日の体の調整に「慣れていない」という特徴があるのです。
- 普段デスクワークで会社の中にいる
- 専業主婦でほとんど家の中にいる
- もう高齢でほとんど家の中にいて外にあまり出ない
- ニート&引きこもりで最近はお天道様を拝んだ記憶がない
こういった人たちは、ちょっとした暑い気温により、体の調整が上手く出来ずに熱中症になってしまう危険性があるのです。
私の知っている例では、普段デスクワークの仕事をしている人なのですが、昼休みに外にお弁当を買いに行っただけで、その後会社内で意識がなくなり救急車で運ばれたそうです。
このような人が二人ほどいました。
これはやはり普段暑い気温の時間帯に外にいないデスクワークであることで、気温の高い日のお昼の時間帯に外に出て、一気に体の中の熱がこもり、水分が失われてしまったためかと思われます。
水分補給もあまり取っていなかったと推測されます。
水分補給というのは、のどが渇いてからでは遅いというのは、今では常識的に言われています。
暑い日もそうですし、運動をしているときもそうですが、正しい水分補給は「のどが渇く前」「水分が欲しくなる前」に取ることがとても大切なんです。
他にも高齢者や赤ちゃんや小さい子供が、家の中や夜寝ているときに熱中症になるニュースも聞きます。
これもやはり普段外にあまりでないことや、高温や熱への耐久が体に備わっていないと、水分補給が不足していたことがあるかと思います。
熱中症って本当に怖いんです。
熱中症にかかったことがない人(私もですが)は、なんだかニュースだけで聞くだけの、ちょっと他人事的な感じで受け止めてしまいがちですが、いつどこで誰が熱中症になってもおかしくない。
それだけ昨今の日本の気温は異常をきたしているのです。
みなさんもくれぐれも熱中症には十分注意してくださいね。
特に高齢者であるお年寄り、赤ちゃんや小さい子供は本当に要注意です。
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