世の中なんて実はアホらしいことばかりなのかもしれません。
そしてあなが今苦労したり思い悩んでいることも、大抵はアホらしいことばかりかもしれません。
アホらしいと言っても、別に私やあなたのことを「アホ」だと言っているわけではありませんよ。
「なんかアホらしくなってきた…」って思うとき
「なんかアホらしい…」「なんかバカバカしくなってきた…」なんて思うときありませんか?
自分なりに一生懸命やってきたつもりなのに、一向に成果が出ないとか、誰にも認めてもらえないとか。
または、相手のために良かれと思って頑張ってきたことや、誰かの役に立ちたいなんて思いながらも誰からもそう思ってもらえなかったりですかね。
そんな人がこのように思うときというのは、一種の開き直りとも言えます。
開き直る必要があるということは、それは必要以上に無理をしている状態なのかもしれません。
例えば、
- ブラック企業で強制労働している
- 必要以上に上司にビクビクしたり気を使っている
- 必要以上に仕事の業績を気にしている
- 楽しくもないことを付き合いでしている
- 彼氏や彼女、妻や旦那のことで必要以上に気を使っている
- やりたくもない勉強を周りの強制によりさせられている
- 見栄や他人の目を気にしてお金のことばかり考えている
- 見栄や他人の目を気にして本来の自分とは違うことをしている
- 周りに嫌われたくないから良い人を装ったりしている
- etc
まぁ人それぞれ色々とありますよね。
どうですか?
無理していませんかね?
これは今している行為がどうこうではなく、心が無理をしているということです。
例えば、勉強や仕事を頑張るのはとても素晴らしいことだし偉いことです。
家族や同僚、赤の他人に、優しくしたり気を使えることはとても立派なことです。
それらの行為や思い自体が問題ということではなく、むしろ大切なことでしょう。
立派だと思いますよ。
でもここで言いたいことは、それらを本当に自分がしたいと思ってしているのか?
本当の自分はそんなことをしたくないのに、誰かの目を気にしてしているのではないか?
ということです。
世の中には、社会には、人生には、やりたくないことでもしなければいけないことは多々あります。
しかしそれを自分自身が「納得して」やるのと、「嫌々」するのでは雲泥の差があります。
自分の価値観を心の奥に閉じ込めて、他人の価値観を優先するというのは、やはり自分自身が無理をしているということでしょう。
心が無理をしているということは、それは本当に自分のためになっているのか?
それをやっていて本当に楽しいのか?
それは本当に自分のやりたいことなのか?
を自問自答してみても良いかもしれません。
人にはそれぞれレベル(個性)がある
人にはそれぞれ成熟度のレベルがありますし、また人それぞれ個性も違います。
それは「なんかバカらしいな〜」「なんかアホらしくなってきた・・」と自分のやっていることや思い悩むことは、人それぞれだということです。
例えば、あなたが「アホらしい」と自分のバカさ加減に気づいたとしても、周りを見ていると皆んな一生懸命努力したり、前向きに向上しようと頑張っていたりします。
そんなとき、あなたはこう思うかもしれません。
「ダメだ!みんなこんなに頑張ってるんだから私も努力しなければ!」
「自分も一緒に頑張らないと私だけ取り残されちゃう!」
そしてまた自分に無理をしてしまって、同じことの繰り返しになるんです。
誤解のないように何度も言いますが、周りの前向きな姿勢に感化されて、自分も「明るく」「前向き」に努力出来るのなら何も問題ありません。
そうではなく、本当はやりたくないのに「周りがやっているから」「自分だけ取り残されるのが嫌だから」という、ベクトル(視点・方向性)が自分自身ではなく他人に向いているのがダメということです。
人にはそれぞれレベルや個性、そして価値観など求めているものが違いますから。
どんなに自分自身を騙そうとしたりしても、自分の心(深層心理)には嘘はつけません。
やはり無理をしているのです。
そして「アホらしくなってきた」と思うということは、きっとアホらしい(と本当の自分は思う)ことを無理してやっているんですよ。
少しずつ出来ることを増やそう
可能な範囲の出来る無理(努力)であれば、どんどんチャレンジしたら良いと思います。
自分が本当に求めているものや、自分が本当にやりたいことであれば、きっとどんな努力も苦にならないはずです。
どんなに悩み苦しんでも、その中にきっと喜びや楽しさがあると思います。
それを少しずつ見つけていけば良いのです。
焦る必要はありません。
むしろ焦っておろくなことがありません。
小さな目標や夢でもなんの問題もないのです。
自分の人生好きなように生きれば良いのです。
ただ注意しなければいけないのは、本当の本当にそれを自分がしたいのか?
本当に自分はそれを求めているのか?
これをしっかり見据えないといけません。
周りの誰かに影響されていないか?
必要以上のこと(いきなり結果だけ)を求めたりしていないか?
などです。
まずは少しずつでも自分の出来ること、やりたいことに目を向けていけば良いのです。
そして自分自身を大切にする習慣が身につけば、きっとたくさん出来ることややりたいことが増えていきますよ。
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