あなたは人生は長いと思いますか?それとも人生は短いと思いますか?
これは人生の充実度など心の状態によって違うことでしょう。
でもですね、はっきり言ってあなたが思っているよりも人生は短いですよ。
人生は短い?それとも長い?
年齢による感じ方
人生を長いと思うか、人生は短いとおもうか、それは人それぞれ違うでしょうし、その時の心境によっても感じ方はころころ変わることでしょう。
また、あなたの今現在の年齢によっても異なります。
例えば基準を二十歳に置くとすると、二十歳未満のいわゆる学生年齢であれば、それはきっと時間の経過は大人のそれよりも長く感じるはずです。
当時の人であれば実感は沸かないかもしれませんが、大人になるにつれてどんどん実感が沸いてくるかと思います。
小学生など子供であればあるほど人生は長く感じていることでしょう。
当然と言えば当然ですよね。
生まれてから経過した年数と、これから死ぬまで経過するであろう年数を想定すれば、今の何倍もの時間が残されています。
逆に歳を取れば取るほど人生はあっというまに過ぎていく、もしくは過ぎてきたという実感が出てきます。
これも同じように、今まで生きてきた年数の方が、これから生きるであろう残りの時間よりも多くなっていくのですから。
年齢によって人生が長いか短いかを感じる差はこのようなことがあります。
心境による感じ方
年齢などによる感じ方の他に、今現在のあなたの心の持ちよう、つまり心境の状態によっても、人生が短いか長いかの感じ方は異なってきます。
例えば今あなたの心境が、今現在の状態から抜け出したい、今の状態から変わりたい、そんな風に思っていても、なかなか環境や状況が変わらない立場に居たら、きっと人生は長く感じてしまうかもしれません。
逆に今の状態や環境に特に不満がなかったり、それなりに充実していれば、きっと人生は短く感じているかもしれません。
これは今の状態が「続いてほしいか」もしくは「続いてほしくないか」ということを意味してますよね。
このように心の持ちようという、自身の心境によって左右されるということは、その時々によって、人生が長く感じたり、人生が短く感じたりとコロコロ変わることでしょう。
このように、人生の長さの感じ方は、人によって千差万別であり、年齢の経過によってもまたそれぞれ変化していくということです。
でも人生はきっと短いぞ!
人によって人生の長さの感じ方は違うと書きましたが、それを踏まえた上で敢えて言うと「人生は短い!」です。
これは今の私の年齢や心境が、たまたまそう感じているのだろうということかもしれません。
でもですね。
それでもやっぱり人生は短いと思います。
きっとあっという間なんですよ。
これはもし私やあなたが死ぬ間際になると、なおさら間違いなく感じるはずです。
上でも書きましたが、年齢が経てば経つほど、今まで生きた年数と残りの年数の差が逆転することにより、如何に過去があっという間であったかを実感していくということです。
私はまだ40歳ですが、それでも様々なことを実感しています。
さて、結局何が言いたいかというと、
ここで上で書いたことを思い出してほしいのですが、心境によって人生が長いと感じる要素として「今現在の状態から抜け出したい、今の状態から変わりたい」ということを書きました。
このような心境、状態や環境になっている人に向かって言いたいのです。
「人生は短いぞ!」
「今の嫌な状態なんてあっという間に過ぎ去るぞ」
ということです。
更に言うと、今の嫌な状態や環境に固執すればするほど今の状態は長く続くということです。
分かりやすく言うと、今の嫌な状況を長引かせているのは、実は自分自身であるということです。
そんなわけあるか!
なんで俺が(私が)自業自得のような感じになるんだ!
と思うかもしれませんが、「人生は短い」という言葉をよく噛みしめてみて下さい。
何が言いたいかというと、
- 嫌な状態に貴重な人生を費やすな!
- 貴重な残りの人生をつまらないことにこだわるな!
- 今の小さな積み重ねが残りの人生を豊かにする!
- やりたくないことに時間を費やすほど人生は長くない!
- 10年なんてあっという間に過ぎていく!
- 20年なんてあっという間に過ぎていく!
- 自分や周りを悲観している時間すらもったいない!
ということです。
別に生き急ぐ必要なんてありません。
人生を焦る必要もありません。
そうではなく、自分の貴重な貴重な人生をもっと大切にしようということです。
もし今の状況や環境がつまらなく、つまらないと感じる人生がいつまでも続くと感じているのであれば、そんなものに時間を費やすのは止めましょう。
今の状態が苦しくて辛いのであれば、そしてそこから抜け出すには時間が必要なのであれば、そんな状態に心を費やすのは止めましょう。
はっきり言ってそんなのは時間の無駄であり、人生の無駄であり、残りの人生の何の役にもたちません。
今の状態が止むを得ないのであれば、それでもそれなりに有意義になる時間にしていきましょうということです。
つまらないことや辛いことや苦しいことにいくら時間を費やしても、きっと「そこから抜け出したい」と思う人生がいつまでも続くだけです。
だったらせめて心だけでも続けるのを止めて下さい。
嫌な状況に居ながらも、頭や行動は違うことに浸かって下さい。
そして心もその嫌なことで消費されることなく、違うことでわくわく楽しいことで埋めて下さい。
あなたがいつまでも囚われていたら、きっと死んでからも囚われ続けるでしょう。
でもどうでもいいと思っていれば、それは本当にどうでもよくなるのです。
人は生まれながらに「余命〇〇年」です。
どうせ誰もが遅かれ早かれたった数十年で死んでいきます。
寿命を70年だとして、二十歳のときであれば余命50年、40歳のときであれば余命30年、60歳であれば余命10年です。
余命が50年だろうが10年だろうが、今のその嫌な状況が何年も続くものではありません。
必ず数年で徐々に変わっていきます。
その徐々に変わっていくものを、良いものにするのか悪いものにするのか、それともまた同じ状況を繰り返すのか、それを決めるのは今のあなた次第です。
でも、「人生は短い」と思い、今現在の時間を大切にしようと考えたとき、きっとその後の人生も大切で貴重な時間になっていくと思いますよ。
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